虫歯かな?と思ったら、すぐにご相談ください

虫歯かな?と思ったら、すぐにご相談ください

ごく初期の虫歯は、カルシウムなどのミネラル分が溶け出す「脱灰(だっかい)」という状態になっています。この段階では痛みなどの症状はなく、適切なケアを行えば歯を削ることなく治すことができます。しかし、虫歯が悪化してから治療すると歯を削る治療が避けられなくなり、歯に及ぼすダメージや治療にかかる時間、費用などがどんどん増えてしまいます。

何歳になってもご自分の歯でしっかり咬んで食べられるようにするには、歯を削る治療が必要になる前に虫歯を見つけ、進行を抑えることが肝心です。東急田園都市線駅から徒歩2分の通いやすい歯医者「おおたデンタルクリニック用賀」では、虫歯の進行を抑える予防プログラムにも力を入れています。お口の中に違和感がある方は、お早めにご相談ください。

虫歯をそのまま放置するリスク

虫歯をそのまま放置するリスク

虫歯を放置すると、まず歯の表面を覆っているエナメル質が溶かされます。続いてその内側にある象牙質も溶かされてしまい、虫歯は歯の神経まで達します。象牙質はエナメル質よりもやわらかいので、虫歯が神経に到達するのはあっという間です。

この頃にはズキズキと激しい痛みに襲われますが、それを我慢していると痛みが引いてきます。しかし、これは神経が死んで一時的に痛みを感じなくなっているだけで、虫歯が自然に治ったわけではありません。そしてさらに虫歯を放置し続けると、次のような事態を招いてしまいます。

歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒される。
歯根に炎症が起こって膿がたまり、一時的に治まっていた激痛が再発する。
治療が難しくなり、通院回数も増加。治療費もかさむ。
麻酔が効きにくくなり、治療中の痛みが増す可能性がある。
虫歯治療によって周囲の歯に感染を広げてしまう危険もある。

当院では虫歯の進行に合わせてさまざまな治療を行っています。歯の神経に達した重度の虫歯には、「根管治療」で対応します。根管治療は、虫歯菌に冒された歯の神経を取り除く治療です。歯の神経は歯に感覚を与え、栄養を送る大切な組織です。必要なケースではもちろん根管治療を行いますが、できることなら神経を取らなくてすむように、定期的なメインテナンスで虫歯の早期治療・早期発見に努めましょう。

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虫歯もしっかりと検査します

当院の虫歯治療には、次のような特長があります。

拡大鏡の使用で悪い部分だけを正確に取り除く

拡大鏡の使用で悪い部分だけを正確に取り除く

従来の虫歯治療では、虫歯に感染していない部分も削り取ることで再発を予防していました。しかし歯を削る量が多ければ多いほど歯へのダメージも大きくなり、歯の寿命を縮めてしまいます。当院では、虫歯治療に患部を拡大して見るための拡大鏡を使用し、肉眼では見えなかった歯の細かな凹凸や隠れた根管の内部などをしっかり確認しながら「虫歯に感染した部分だけを確実に削り取る処置」に努めています。削る量を最低限に抑えた虫歯治療こそが、1本でも多く歯を残すことにつながります。

唾液検査でオーダーメイドの治療を

虫歯リスクには歯みがきの回数や方法だけでなく、飲食の内容と回数、歯質や歯並び、唾液の量やその性質、虫歯菌の数など、さまざまな要因がかかわっています。適切な虫歯治療と虫歯予防を行うために、当院では唾液検査をおすすめしています。痛みもなく短時間で終わる簡単な検査で、あなたの「カリエスリスク(虫歯のなりやすさ)」がわかります。唾液検査によって見えない細菌の情報を得ることで、患者様のお口の状態に合わせたオーダーメイドの虫歯治療・予防が可能になるのです。

【唾液検査でわかること】

唾液量 唾液には食後お口の中に残った食べ物を洗い流す効果や、虫歯菌を除去する抗菌効果があります。また歯質を強化する作用もあり、唾液量が多いほど虫歯になりにくいと考えられます。
唾液の中和力 唾液には、歯が溶けやすい環境(酸性の環境)を中和する効果があります。唾液の中和力が大きければ大きいほど虫歯になりにくい口腔内であると判定されます。
虫歯菌の数 虫歯菌の数と虫歯菌の種類を調べます。ミュータンス菌やラクトバチラス菌を筆頭に虫歯菌にはさまざまな種類があり、減らせる方法はそれぞれに異なります。数や種類を把握することで、適切な対策が打てます。
Pick up! 無痛治療のための3つのポイント

「虫歯は気になるけれど、歯医者さんが怖くて通えない」という方はいらっしゃいませんか? 当院では痛みの少ない治療に取り組んでおり、次のような工夫によって治療に対する不安感・恐怖感を和らげ、患者様が安心して治療に臨めるようサポートいたします。

Point1表面麻酔
・・・歯茎の表面に塗るタイプの麻酔薬を塗布し、注射針で刺したときの"外側"からの痛みを抑えます。
Point2細い注射針
・・・細い針を使うことで注射針を刺したときの痛みを軽減します。
Point3電動麻酔器
・・・コンピューター制御で麻酔薬を注入するスピードをコントロール、ゆっくりと少しずつ注入することで、注入時に感じる"内側"からの痛み(圧痛)を抑えます。

抜歯が必要といわれた方へ――根管治療で歯を残せるかもしれません

抜歯が必要といわれた方へ――根管治療で歯を残せるかもしれません

重度の虫歯になると抜歯が必要と診断されることがありますが、抜歯をすると歯並びが乱れ、お口のトラブルにつながるリスクが高まります。そこで、抜歯をせずに虫歯を治す方法が「根管治療」です。根管は細くて複雑な形状をしており、また肉眼で見ることができないため、高度な技術力が求められます。

世田谷区の歯医者「おおたデンタルクリニック用賀」では、根管治療をより精密かつ確実に行うために、次のような対策を行っています。他院で「抜歯しか方法がない」といわれた方は、歯を抜いてしまう前に一度当院へご相談ください。

当院が行う根管治療の特徴

拡大鏡の使用

拡大鏡の使用

当院では、根管治療の際に拡大鏡を使用しています。最大10倍に拡大した視野を確保しながら肉眼では見えない細部までしっかり確認することで、勘や指先に頼らない確実な治療を行います。感染部分や感染神経を取り残すことなく完全に除去することで、将来の再発・再治療のリスクを抑えられるのです。

ラバーダムによる感染予防

ラバーダムによる感染予防

ラバーダムは、治療する歯以外の部分を覆う薄いゴム製のシートです。ラバーダムの使用によって口腔内の唾液や細菌が根管内に侵入することを防ぎ、治療の成功率を高めることができます。

患者様に合わせた治療計画

患者様に合わせた治療計画

根管治療は一般的な歯科治療に比べて治療期間が長く、治療が長引くほど途中で治療を中断される方が増えてしまいます。治療を中断して残せたはずの歯を失ってしまう事態を避けるため、当院では1回あたりの治療時間を長く設定し、集中的に治療を行うことで通院回数を減らすなど、患者様のご都合に合わせた治療計画をご提案しています。

根管治療で抜歯を回避するメリットとは?

根管治療の最大のメリットは、「抜歯を回避できること」です。歯を失うことにはさまざまなリスクがあります。「歯を抜くしかない」とあきらめる前に、一度当院にご相談ください。

歯を失うことのリスクについて、こちらでご説明しています

それでも抜歯が必要な方は、一緒に最善策を考えましょう

根管治療の流れ

当院では以下の手順で確実に根管治療を進めています。

STEP1.感染部分の除去 STEP2.根管内の計測 STEP3.根管内の洗浄
STEP1.感染部分の除去 STEP2.根管内の計測 STEP3.根管内の洗浄
拡大鏡で確認しながら、根管内の血管・神経を丁寧に取り除きます。 専用の器具を使用して、根管内の深さを計測します。 細菌が残らないよう、根管内を徹底的に洗浄します。
STEP4.根管内の消毒 STEP5.薬剤の注入 STEP6.
土台形成と被せ物の装着
STEP4.根管内の消毒 STEP5.薬剤の注入 STEP6.土台形成と被せ物の装着
根管内をしっかりと消毒し、虫歯菌を完全に排除します。 歯根の先まで薬剤を隙間なく注入し、細菌感染を招かないように密封します。 残った歯根の形を整え、型取りして土台をつくります。土台を立てたら被せ物を装着して完成です。

根管治療でもよくならない場合は?

虫歯、歯周病の進行が進み、抜歯という手段しかないと言われた場合も、あきらめないでください。症状によってはまだ歯を残すことができるかもしれません。一度ご相談ください。

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