今年始めに行われた、日本口腔インプラント学会専門医試験に無事合格しました!
学会専門医を取得するには、知識と経験だけではなく学会在籍期間がある程度必要です。私は日本口腔インプラント学会に入会したのが遅かったため、歯周病専門医に比べて取得が遅くなりました。。
以前にこのブログでも書きましたが、歯科において学会専門医として厚生労働省の広告が認められているのは、
日本口腔外科学会 専門医
日本歯周病学会 専門医
日本小児歯科学会 専門医
日本歯科放射線学会 専門医
日本歯科麻酔学会 専門医
です。
日本口腔インプラント学会については、学会としては厚生労働省に働きかけてはいますが、まだ認められていません。
しかし、日本口腔インプラント学会は、会員数は14000人を超えており日本国内のインプラント関連学会ではダントツで会員数が多く、歯科のすべての学会を含めても一二を争う会員数です。
会員数が多ければそれだけマンパワーや資金力があり、専門医を養成する専門医研修もしっかりとしたものが行えるということでもあります。
ある程度のレベルの口腔インプラント治療を受けるには参考になる資格かと思います。
もちろん、専門医を持ってない素晴らしい技術を持った先生方もたくさんいらっしゃいます。
でも患者さんの立場になってみると、ちゃんとしたインプラント治療を受けたいと思っても、どこにかかっていいのかわからないですよね。聞いたことない団体の認定インプラント専門医・認定医はたくさんいます。
その中で、日本口腔インプラント学会の専門医はある程度のレベルでないと受かりませんので、自分も取得を目指しました。
ちなみに歯周病専門医を取得した時もそうでしたが、資格を取っても急に知識や技術がレベルアップするわけもなく、むしろ「専門医にふさわしい技術や知識を得なければ!」とモチベーションが上がることが、実は1番意味があるのかもしれません。
今後もさらなる技術と知識を得られるよう、頑張ります!